轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

【28】今週のマンガ (2024/2/17購入分)

こんにちは。キセキです。

最近ポケモンORASトリプルの動画を見るのにハマっています。メガシンカしてえな、という気持ちが高まっていたので、先日のレジェンズZ-Aの発表は激アツでした。メガガルーラで全てを蹂躙したい!

それでは、2024/2/17に購入したマンガの紹介と感想です。

 

「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」8巻

作者: 平方昌宏 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, ギャグ

最強の悪魔・デビィと、普通の男子高校生・凄六郎が勝負という名目でいろんな遊びをする日常ギャグマンガ登場人物がどいつもこいつも濃いキャラをしていますが、非常識すぎることはないのが小気味良い作品です。8巻は、推しキャラのエルがいつもよりたくさん出てきたので、個人的に満足です。

 

「白聖女と黒牧師」13巻

作者: 和武はざの 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, 日常

鈍感天然な牧師と、教会に居候している天然な聖女のゆるふわ日常系ラブコメ10巻くらいまで本当にラブコメ的進展がありませんでしたが、ここにきてエンジンがかかり始めてきました。牛歩ストーリーは置いておいて、絵の強さは目を瞠るものがあります。

 

「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」13巻

作者: 久世蘭 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

堅物男子・黒岩メダカに対し、女子高校生達がアタックするハーレム系ラブコメディ。13巻は、レース本命ではない旭と朋が大きく動いた巻でした。朋が推しなので満足感がありました。メダカの悪い部分(異常な女子避け)が出てない時は普通に面白いです。

 

「女神のカフェテラス」14巻

作者: 瀬尾公治 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

祖母が亡くなったのをきっかけに喫茶店を継いだ粕壁隼が、そこで住み込みで働いていた5人の女の子達と同居するラブコメディ。推しの紅葉回と謎の王女様登場。惰性で読んでます。

 

「よふかしのうた」19巻

作者: コトヤマ 出版社: 小学館 ジャンル: 恋愛, コメディ

吸血鬼になりたい少年・コウと吸血鬼であるナズナが、夜の世界を共に過ごす青春バトル恋愛コメディ。次巻に最終回を控え、風呂敷を畳みにいっている19巻。本来 "吸血鬼になる"という目的のための手段であった"ナズナを好きになる"ことが、いつの間にか目的になっていたというのは感慨深い。また、これまで出会ってきた多くの登場人物との別れも描かれました。いつまでも続くと思われた"夜"の時間も、精神的成長や別れと共に終わりが近づき、"朝"を迎えるのでしょう。2人の最後の選択まで目を離せません。

 

「SHY」23巻

作者: 実樹ぶきみ 出版社: 秋田書店 ジャンル: バトル, コメディ

世界各国のヒーローたちが、ヒーローと敵対する集団「アマラリルク」と戦うバトルコメディ。インドのヒーロー・ニルヴァーナのバトルに始まり、シャイの先代かつ姉・シャインと母・ハルの過去が遂に明らかになりました。多くの伏線が回収され、物語もいよいよ大詰め。アマラリルクのメンバーがそれぞれの願いにどんな答えを見つけるのか、といった所にも注目していきたいです。

 

「恋より青く」1巻

作者: 深海紺 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, 百合

本を通じて偶然の出会いをした2人の女子高生が、日常の中で少しずつ仲を深めていく百合ドラマ作品。好きなことを見つけられない女子高生・高峯と他校の読書好きの女子高生・咲倉が、学校帰りの電車で落とした小説を取り違えたことで出会い、本を通して交流していくストーリーです。放課後の何気ない穏やかな時間を感じる描写、僅かな感情の動きとリンクした表情、会話や心情の言葉選びの綺麗さなど、丁寧に描かれている印象でとても読みやすい。穏やか百合、心が欲していたので大変助かります。

 

「ダメドルと世界に1人だけのファン」1巻

作者: キシリモ 出版社: 一迅社 ジャンル: 恋愛, コメディ

ポンコツ地下アイドル・うるみんと、彼女の唯一のファン・キミヤの推し活ラブコメ他のメンバーにはファンがいますが、うるみんの固定ファンは本当にキミヤのみ。キミヤは80億人分推す気概の持ち主なので彼女のポンコツに対して握手会でアドバイスしたり、うるみんも憎まれ口は叩くものの前向きに練習したり、と二人三脚でアイドル道を進む様子が描かれます。2人が大学でニアミスする場面もあるので、ライブハウスとリアルの両輪型。ラブコメとしては、うるみんは素直になれないタイプだし、キミヤは靡かなそうなので、しばらくはアイドル×オタクコメディとして楽しみにしたいです。

 

「この恋を星には願わない」2巻

作者: 紫のあ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, ドラマ

女→女←男の百合込み幼馴染三角関係恋愛劇。メインテーマは、冬葵との友情に依存している瑛莉と、瑛莉への気持ちを抑え込み依存に応える冬葵の関係性の変化の百合です。読者目線だと京(男)が完全に百合に挟まる男と化していますが、彼は何も悪くないのでちょっと不憫。2巻は、冬葵が瑛莉と京の決定的な場面を見てしまい、自分の選んだ道の厳しさを改めて認識する展開。なかなか心にくる。皆が幸せになる道はあるのだろうか、と考えてしまいますね。

 

「紫雲寺家の子供たち」3巻

作者: 宮島礼吏 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, コメディ

「彼女、お借りします」の宮島礼吏が描く、紫雲寺家の7人の義兄弟姉妹のラブコメ実態は、長男と五姉妹のハーレム作品です。次男は彼女持ち。3巻では四女にスポットライトが当たりました。四女・南は高校一年生でテニスの強豪選手。姉妹で唯一の体育会系なので、刺さる人には刺さりそう。そういえば四葉も四女ですね。現状では五女以外は身内での恋愛はありえない、と考えているようなので、ここからどう意識が変化していくのか、作者の腕に期待です。

 

「くらいあの子としたいこと」4巻

作者: 碇マナツ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, コメディ

陰寄りな高校生の2人が、一緒に学級委員の仕事をする中で徐々に距離を縮める日常系ラブコメ友人になるところから始まり、現在はお互いを信頼し合う関係になっていますが、恋愛感情には至っていません。4巻で主人公達の兄姉が主人公達2人の関係にちょっかいをかけられるようになったので、今後は展開も加速するかも。地に足が着いた良い温度感の作品で結構気に入っています。

 

「黒崎さんの一途な愛が止まらない」5巻

作者: 岡田ピコ 出版社: フレックスコミックス ジャンル: 恋愛, コメディ

イケメン小説家×普通の女子高生の少女漫画風ラブコメ性欲がないイケメンだから成立する作品で、一旦常識を横に置いたとしてもあんまり面白くないなあ、というのが素直な感想です。年上男の溺愛系というジャンルが苦手説あります。

 

「よわよわ先生」6巻

作者: 福地カミオ 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

生徒から怖がられているが実はひ弱な"よわよわ"先生・鶸村ひよりと、先生のことが好きな阿比倉君のラブコメ遂にお風呂で全裸回をやりおった。最近の内容は阿比倉が手を出していないだけで、実質エロマンガです。各話の展開にちょっとマンネリを感じ始めたので、先生の恋愛方面で一発大きい展開をぶつけて欲しいところです。

 

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」13-16巻

作者: 中村力斗 (原作), 野澤ゆき子 (作画) 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

愛の化身(直喩)の男子高校生・愛城恋太郎が、100人の運命の彼女と次々出会い全員と幸せになるギャグラブコメとりあえず最新巻まで追いつきました。13-16巻では、酒飲み教師・百八、バイオレンス好きお嬢様・凛、数字を愛する高校生・数、カポエラ大学生・エイラが新たに参戦し、合計24人に。ちょっとペース落ちてますね。彼女同士の組み合わせでいろいろな展開をできる点がこの作品の強みではあるし、それを読みたいのもあるのでゆっくりでもいいんですが、100人全員描ききるのは達成して欲しいところです。それにしても3巻連結表紙良いな。

 

つぐもも」32巻

作者: 浜田よしかづ 出版社: 双葉社 ジャンル: バトル, エロ

付喪神とともに怪異や様々な敵と戦うエロありバトル作品。今持っている作品では一番巻数が多いマンガです。黄泉の国編が無事終わり主要キャラが復活すると共に、一方その頃.....という形で一時的に主人公が交代した新章がスタートしました。女性キャラはもれなくエロ描写があるので、復活したキャラとの霊交接が見られたのは良かったけど、主人公・かずやは中学生なはずなんだよな。まあ入れてはないし大丈夫か。

 

陰キャな僕が双子に愛される理由」3巻

作者: 三ツ矢凡人 出版社: 白泉社 ジャンル: BL

陰キャ童顔腐男子が、幼なじみの王子様系イケメン&ヤンキー系イケメンの双子に溺愛されるトライアングルBL。あーね。エロに8割くらい振ってるのでエロさは申し分ないですが、受けがちょっと.....。見ててムカつくんですよね。あざとすぎるし、狙ってやってる訳じゃないのがまた。しかも頭悪いし。絵は上手です。

 

「かわにさざなみ」4巻

作者: 澄谷ゼニコ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 日常, BL

ゆるふわ童顔体育会系×潑溂イケメン文化系の日常系BL。高校生編と大人編が半々で収録されており、高校生編は時系列を追ったストーリーもの、大人編は高校生編を思い出として絡めた日常もの、といった感じです。一番は絵ですが、ストーリー、日常とも比較的面白いので気に入っている作品です。キャラのリアクションとか台詞が大袈裟な時はちょっと気になりますが、それくらいです。

 

「もっと可愛くなっていい」1巻

作者: 星ノビル 出版社: 一迅社 ジャンル: BL

会社では厳しい溺愛S上司×甘やかされ願望持ちM部下の言葉責め系リーマンBL。異動先の上司・剣崎(攻め)にいつも厳しく指導されている真中(受け)は、ある事情で剣崎の家に居候中。家でも心が休まらない中で溜まっていたこともあり、寝室で"M男向け言葉責め"音声を聞きながら抜いていると、剣崎が入ってきた上に言葉責め&手コキし始めて.....。客観的に見ると最初の方は普通にセクハラな気がしますが、気にしたら負け。絵は上手いし、苦労している受けと彼を見守ってきた攻めのいじらしさがよさげです。

会社入ってからこういう作品を見ると、同居だと家賃補助があると面倒そうとか、人事にどう思われているんだとか、社内恋愛はちょっとなとか考えてしまいます。僕だけ?僕だけか.....。無駄な設定なんで無くていいんですが、なんか気になるんですよね。

 

「不意打ちの春雷」上・下巻

 

作者: 黒井つむじ 出版社: Jパブリッシング ジャンル: BL

不意の告白を機に拗れた両片想いへと発展する、幼なじみ高校生BL。作者買いです。幼なじみの蓮(攻め)に長年片想いしていた椿(受け)が告白し、蓮は友達でいたいと返事をするところからスタート。しばらくして、蓮は友人でいようと振る舞う椿への気持ちを自覚しますが、時既に遅し。ここから蓮の成長をベースに、2人の関係性の変化を描く物語です。

作者の描く男子高校生がとても良い。絵柄、言葉遣い、表情などは好みに依るところも大きいですが、基本的にキャラクター達がしっかり考えてから行動しているところが何よりの評価点。世の中の高校生、このくらいの大人っぽさはあるよなと思います。マンガ世界の学生(時には大人も)はアホにされがちなので、こういうキャラクターなだけで心証が良くなります。今年のBL良作ランキング暫定1位です。

 

「きみは愛しのライアーボーイ」

作者: 赤いシラフ 出版社: Jパブリッシング ジャンル: BL

元ヤン大学生のウソ告白から始まる先輩×後輩BL。これとは別に人気ヤンキーBLを連載している作者の作品です。大学生の龍生は、ドッキリのために高校時代からの先輩・極に告白することになる。龍生にとっては昔から本当に好きな相手への告白。それに対して、極は真に受けて実際に付き合うことになり.....。龍生は小柄童顔で忠誠心マックスの純情乙女男子。受けとして強すぎる。極は器も身体も大きい溺愛系。これも攻めとして強いですね。元ヤンではありますが、根っこは2人とも真面目であり、ヤンキー系が苦手な僕でもあまり気にせず読めました。

 

「将来を誓ったはずの幼なじみが下僕になったんだが!?」

作者: nonfood 出版社: イーストプレス ジャンル: BL

恋心をひた隠す従者×自信家御曹司の二人暮らし幼なじみ高校生BL。作者買いです。御曹司の万里は、子供のときに結婚すると誓ったはずの従者・一成がある頃から執事然とした態度を一切崩さなくなったことに立腹中。そんな中、万里は社会勉強として一人暮らしをすることになるが、何故か一成も一緒に暮らすことになって.....というストーリーです。僕にとっての平均点を出してくれる作者なので、この作品もまあまあという感じでした。期待は外れないけど、その期待を越えてくるのが稀なのは少し惜しい。今回はキャラのクセが良くない方に強めだったのがちょっと....という感じでした。

 

感想をあげるのがだいぶ遅くなってしまいましたが、巻数多かったので流石にキツかった。長期連載に入っている作品は言うこともなくなってきた、というのもありますが。来年度からは仕事も本格化するので、継続していくことを目標に頑張りたいです。

それでは。