轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

【18】今週のマンガ (~2023/10/15購入分)

こんにちは。キセキです。

前回の更新から時間が空いてしまいました。理由はいろいろありますが、大体はペルソナ4 ザ・ゴールデンのせいです。面白すぎ。今は2周目で全書100%とマーガレット戦が目標。これが終われば一段落なので、次はマリオワンダーをやろうと思っています。しばらくはマンガよりもゲームになりそうです。

 

それでは、2023/10/15までに購入したマンガの紹介と感想です。

 

「鵺の陰陽師」1巻

作者: 川江康太 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

人に害をなす"幻妖"が見える少年・夜島学郎が、高校入学初日に人型の幻妖・鵺に力を授けられ、幻妖を倒す"陰陽師"として成長していく学園バトルアクション作品。ジャンプ連載初期の頃から、自分のX (Twitter) のTLで何度か名前が挙がっていたので購入。割と好みの作品で、主人公の学郎の自己評価は低いものの前向きに頑張ろうとする姿勢や、主人公の成長がメインの王道バトル作品でありつつ薄味のラブコメ要素がある点などが気に入っています。周防先輩の"忘れろビーム"、強い。初連載らしいので、画力などはまだまだ気になる点はありますが、連載が続いて内容、画力ともに洗練されていくことを期待しています。

 

「極楽街」1-2巻

     

作者: 佐乃夕斗 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

中華系の繁華街"極楽街"の中で起こる問題の解決屋を営むタオとアルマが、人を襲う異形"禍" (マガ) と戦うアクションコメディ。1巻が出たのは約1年前ですが、当初から表紙の絵が好みだったのでそのうち買いたいな、と思っていた作品。現状アクションパートはあっさり終わることが多く、ストーリー自体はアルマ達が問題を抱えている人たちの後押しをする人情劇や、全貌の見えない大きな闇や謎の一端を垣間見る段階。これから強敵が出てくる雰囲気はあるので、アクションの伸びには期待したいところです。

 

SPY×FAMILY」12巻

作者: 遠藤達哉 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

スパイと殺し屋と超能力者が家族(仮)となる大人気コメディ。アニメ2期が放送中です。普通に面白い作品であることは間違いないのですが、最近は面白さが単調に感じられていました。原因が2つあって、1つは、キャラクターそれぞれの個性が別々に発揮されていて、交差するエピソードが少ない点。もう1つは、キャラの絡みはあるけどワンパターンになっている点。アーニャとダミアンとかロイドとユーリとかは、毎回同じやりとりをしている気がします。

そんなわけでマンネリを感じていた中での12巻でしたが、待望の新しい絡み、ロイド(裏)とユーリ(裏)のバトルが見られました。WISEと保安局の戦いも含め、楽しみにしていたエピソードなので、早く続きが読みたいです。ロイヨルももう少し進展してくれないかなあ、と少しだけ祈りつつ、次巻を待ちたいと思います。

 

「ウィッチウォッチ」13巻

作者: 篠原健太 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, ギャグ

高校生の魔女・若月ニコと使い魔の男子4人が繰り広げる日常ギャグ時々ラブコメたまにバトル。13巻、見事にやられました。いや、途中まで読みながらラブコメ進展しすぎじゃないかと思ってたんですよ。そうきたか。伏線も張ってあった訳ですが、流石に初見では気づけませんでしたね。作者のストーリー展開の手腕を見せつけられました。ここからのバトルパートも期待しています。

 

「SHY」21巻

作者: 実樹ぶきみ 出版社: 秋田書店 ジャンル: バトル, コメディ

世界各国のヒーローたちが、ヒーローと敵対する集団「アマラリルク」と戦うバトルコメディ。現在アニメ放送中です。そこそこ出来は良いみたいですが、「葬送のフリーレン」等ライバルも多いので厳しそう。是非見てください。

マンガの方はというと、アマラリルク戦が中断となり、一旦日常に戻ります。嵐の前の静けさのような状態ですが、シャイが通う学校でも異変が起こっている様子。ここから次なる戦いにどう備えていくのか、楽しみです。ちなみに、フィンランドと韓国のヒーローが登場しています。

 

「バウトな彼女」1巻

作者: 貝遼太郎 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

プロレス部の女子高生・山田と、彼女のことが好きな新田による筋肉系青春ラブコメ体育会系ヒロインはそこそこ見ますが、かなりがっしりした体型のヒロインは初めてかも。新田が山田より強くなろうと頑張ったり、山田の女の子としての一面を見たりとラブコメとしてはオーソドックスなエピソードは多いですが、山田の強靱な肉体とプロレスが特徴的な要素として有効に働いているように感じます。まだ様子見の段階ですが、ラブコメとして期待はしています。

 

「ダークサモナーとデキている」2巻

作者: 車王 出版社: 富士見書房 ジャンル: コメディ, エロ

堅物童貞神官と悪魔を召喚するダークサモナーが、同じパーティーに所属した初夜にHしてしまうエロコメディ。前回は2巻が出ていることに気付かなかったので、1巻しか買っていませんでした。2巻では、ダークサモナーのアモナが召喚している悪魔・インプが大暴れしてます。悪魔なので乳首発光、触手プレイ、TSと何でもありです。ここまで守備範囲が広い作品も珍しいと思います。

 

「逢沢小春は死に急ぐ」2巻

作者: 胡原おみ 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, ドラマ

高校卒業後に安楽死すると決めている逢沢小春と、姉を安楽死で亡くした柏原常が、恋人として高校生活を送るボーイミーツガール。2巻では、姉の一周忌や文化祭を通して自己を省みることができたトキや、小春の安楽死計画の全容についてなど、物語の肝に関係する内容が描かれます。2巻の最後の時点で1年が経過しているため、ここからは、1年間小春と向き合ってきたトキが、安楽死計画の阻止に向けてどのように行動していくのか、どのような答えを出すのか、というストーリーの本題に入っていくでしょう。題材、展開とも個人的にかなり好みなので、しっかり追っていきたい作品です。

 

「合コンに行ったら女がいなかった話」6巻

作者: 蒼川なな 出版社: スクエア・エニックス ジャンル: 恋愛, コメディ

3組の男子大学生×男装女子のラブコメ作品。ドラマ化、アニメ化と世間の評価は高い作品ですが、個人的にはじわじわと面白くなってきたという印象です。というのも、ブコメのつもりで読んだので、序盤の肩透かし感が大きかったところが原因。最近は萩と琥珀常磐と蘇芳の関係も少し進んだので、ラブコメ的な面白さを感じられるようになってきました。世間様はどういうジャンルの作品だと捉えているのか、気になります。

 

「イケボ配信者は俺狙い!?」2巻

(センシティブ表紙のため表紙画像は最後に置いています)

作者: あぺこ 出版社: 白泉社 ジャンル: エロ, BL

黒髪陰キャ溺愛系イケボ配信者×流され系大学生のBL。お試し交際中の2人が、攻めの嫉妬や受けの欲求不満オ○○ー通話とかを経て、初セックスまでいきます。具体的な描写は口に出せませんが、正直、こいつらアホなんか?と思いながら読んでいます。絵が上手いのと、HなシーンのH度が非常に高いのがこの作品の評価点なので、そこさえ維持してくれれば、という感じです。

 

「北山くんと南谷くん」1巻

作者: 砂藤シュガー 出版社: イースト・プレス ジャンル: 恋愛, BL

奥手な爽やかイケメン大学生×エッチな顔が見たい男子高校生のBLラブコメ真面目な恋愛をしようと一線を引く攻め・北山と、いろんな手を使って北山のエロい顔を拝もうとする受け・南谷の、すれ違いや焦れったさが特徴の作品です。比較的ゆるさを感じる絵も相俟って、ラブコメメインのBLとしてはそこそこ好きでした。BLなんて身体の関係から始まる作品も多いですが、個人的にはしっかりラブコメして欲しいと思っているので、最近はそういう作品を好んで読みがち。他人にもオススメしやすいので。ちなみにWebで1巻の続きを連載しているようなので、2巻以降も出そうです。

 

9月の買い残しがまだ残っているのですが、近所の本屋では発見できず。11月に東京に出る用事があるので、その時までお預けになりそうです。

それでは。