轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

【27】今週のマンガ (~2024/02/09購入分)

こんにちは。キセキです。

「100カノ」買い始めてから、「100カノ」のことしか考えられなくなりました。アニメ見るべきだよなあ。絶対面白いもんなあ。そもそも本渡楓(声優)が好きという話もあるし。

それでは、2023/02/09までに購入したマンガの紹介と感想です。

 

「鵺の陰陽師」3巻

作者: 川江康太 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

幻妖・鵺と契約した主人公・学郎が陰陽師として成長していく学園バトルアクション。3巻では、藤乃を始末しに来た刺客・双斧との戦闘、討伐隊隊長達の登場に加え、鵺の正体と学郎を依代にした目的が明かされました。まさに王道少年漫画という展開。世界の危機として復活する5体の"鏖"という存在を倒すという目標に向けて、とりあえず次は修行回になりそうです。それはそれとして、鵺の変身異言語台詞、鏖の真名と真の姿、双斧の鬼強い式神召喚といった要素は、青春を「BLEACH」等で過ごした読者の男心をくすぐりそうですね。いつの時代も漢字の羅列はカッコいいんだ。

 

「この復讐にギャルはいらない」3巻

作者: まの瀬 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, コメディ

陰キャ元暗殺者の男子高校生×同級生ギャルの疑心暗鬼ラブコメ3巻は、1人目の刺客と主人公の対面の後、主人公が今まで疑っていたヒロインへの謝罪と友人としてのやり直し、そして新学期になり新キャラの登場と新たな刺客の存在の示唆という感じ。展開が一つの区切りを迎え、主人公とヒロインの関係性も一歩進みました。相変わらずシュール感のあるギャグや小ネタも健在。ラブコメとしての段階が一つ上がったので、これからも期待したいです。

 

「税金で買った本」10巻

作者: ずいの (原作), 系山冏 (漫画) 出版社: 講談社 ジャンル: お仕事, コメディ

図書館バイトのヤンキー・石平君が図書館のあれこれを学ぶ図書館お仕事コメディ。10巻では、図書館と地元の本屋が関わる業務、図書館に所蔵されている本を廃棄するための除籍業務の紹介など。この作品はお仕事コメディであると同時に、図書館職員や利用者を通して世の中にはいろんな人間がいることを教えてくれるマンガでもあります。今回だと、一般的に嫌われがちな人間として描かれているキャラを別の視点から語る職員が出てきました。こういうことを描けるのは、作者の視野が広いな、と感じます。

 

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」7-12巻

作者: 中村力斗 (原作), 野澤ゆき子 (作画) 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

愛の化身(直喩)の男子高校生・愛城恋太郎が、100人の運命の彼女と次々出会い全員と幸せになるギャグラブコメ7-12巻では、新たに恋太郎の中1従妹・知与、国語の先生・ナディー、園芸部の2m女子・山女、マッサージが得意な感覚フェチ・紅葉、楠莉の祖母・ヤク、剣道部の部長・騎士華、ローテンションなコギャル・あー子、自称吟遊詩人・詩人(うと)、芽衣の妹メイド・妹の9人が加入し、全部で20人になりました。個人的には、恋太郎ファミリーきっての狂人・羽々里と最強の相性をみせた騎士華先輩が推し。8巻に収録されている伝説のラッコ鍋相撲大会の回は流石の面白さでした。そのうち彼女Tierとか作りたいですね。恋太郎にぶっ殺されそうだけど。

 

「恋するアイドル流星くんはくじけない!」

作者: ふじとび 出版社: 集英社 ジャンル: BL

高校生アイドル×健気な幼馴染の両片想いBL。作者買いです。この作者の気に入っている所は、登場人物がすごいフワフワしている点と展開にほぼストレスを感じない点。これは言ってしまえば、内容がないということですね。この作品も例に漏れず、まあフワッフワでした。面白いかで言えば多分面白くはないんですが、やはりなんか好きです。

 

「100カノ」は次で最新巻に追いつきそう。冒頭でも述べましたが、最近ではトップクラスでハマってます。「鵺の陰陽師」も面白いので、少年マンガ読みたい人は是非。ジャンプ作品は間違いないと改めて思い知らされています。

~~~ここから真面目な話~~~

一応マンガ読者なので、某作品のドラマ化に起因する一連の騒動について私見を述べますと、作品の媒体が異なる以上改変は一定程度許容すべきだと思います。その上で、アニメや実写など大勢の目に触れる場で改変を行う場合には、著作権者の意見をできる限り尊重すべきかなと。問題があるならしっかり妥協点を協議すべきです。それが大人。

今回はそれ以上に批判と攻撃を区別出来ていない人間が多いなと感じます。そもそもこれに意見した人で、原作やドラマを実際に見ていた人はどれだけいたのやら。

~~~ここまで真面目な話~~~

それでは。