轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

【31】今週のマンガ (2024/3/29購入分)

こんにちは。キセキです。

新年度になり引越と異動のバタバタが一旦落ち着きました。しばらくは筑波に留まれそうです。電車通勤は嫌ですが、東京にそこそこ気軽に出られるのはやっぱりいい。

ようやくネット環境が整いましたが、棚ぼたでNETFLIX観られるようになったので時間が吸われないように気をつけていきたいです。

それでは、2024/3/29に購入したマンガの紹介と感想です。

 

「どうせ泣くなら恋がいい」4巻

作者: 日下あき 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, ドラマ

学校が苦手だった橘穂高とクールな同級生・早坂湊のマイナスから始まる少女漫画。湊の親友・渡辺一清→穂高→湊、というゴリゴリの三角関係かつ一方通行の恋愛作品ですが、湊のある行動が流れを大きく変えそうな予感。想いに応える気がない相手に対してしっかりNoを突きつける穂高は本当に偉いですね。ね、湊くん?

 

「甘神さんちの縁結び」14巻

作者: 内藤マーシー 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

京大医学部志望の瓜生が、甘神神社に居候して巫女の三姉妹と同居するラブコメディ。大きな章の間の日常パートという感じの14巻。瓜生は真面目に恋愛しようとしているので、そこら辺の、恋愛に興味ないです、みたいな主人公よりはマシですが、もう少し落ち着きは取り戻して欲しい。次は朝姫のターンなので期待です。

 

「よふかしのうた」20巻 (完結)

作者: コトヤマ 出版社: 小学館 ジャンル: 恋愛, コメディ

吸血鬼になりたい少年・コウと吸血鬼であるナズナが、夜の世界を共に過ごす青春バトル恋愛コメディ。ぴったり200話で完結。これまで出会った人とその思いを振り返った上で、2人で共に結末を選び、その後を描いて物語は終演。読後には作品に漂う雰囲気に飲まれる感覚。味のあるキャラクター、独特なテンポ感の会話、引き込まれる空気という、三拍子揃った素晴らしい作品でした。作品通しての感想も書きたいところですがいつになるかは未定です。本当にお疲れ様でした。

 

「バウトな彼女」2巻 (完結)

作者: 貝遼太郎 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

プロレス部の女子高生・山田と、彼女のことが好きな新田による筋肉系青春ラブコメ終わっちゃった.....。恋愛どうこうという雰囲気に持ち込むのが難しそうな感じはあったので、部活に奮闘しながら共に高め合う存在として話をまとめたのは上手かったです。作者の次の作品にも期待しておきたいです。

 

「のあ先輩はともだち」2巻

作者: あきやまえんま 出版社: 集英社 ジャンル: コメディ, 日常

ゲーム制作会社で働く、アラサー限界バリキャリ・早乙女望愛と、後輩の平熱さとり男子・大塚理人によるオフィス"ともだち"コメディ。のあ先輩の限界度がますます露わになった2巻。メンヘラとダル絡みも発現し始めている上に、周囲の結婚に焦りもある様子。現実にいたら関わりたくない寄りの人間ですが、上司として尊敬していた人がこうなら少し面白いかもしれないですね。理人のおかげでラブコメにはならなそうなので、安心して面白アラサー女を楽しめる作品です。

 

「恋より青く」2巻

作者: 深海紺 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, 百合

本を通じて偶然の出会いをした2人の女子高生が、日常の中で少しずつ仲を深めていく百合ドラマ作品。舞台が仙台なことが判明。なんか嬉しい。メインの2人、高峯と咲倉は初めての休日の外出や夏休みでのメッセージのやりとりなどで、ゆっくりながらも順調に仲を深めていきます。そんな中、過去に高峯にバレーを勧めた廣瀬の複雑な心境も明らかに。1巻に引き続き、丁寧な描写が素晴らしい作品です。

 

「逢沢小春は死に急ぐ」3巻

作者: 胡原おみ 出版社: 集英社 ジャンル: 青春, ドラマ

高校卒業後に安楽死を計画している逢沢小春と、姉を安楽死で亡くした柏原常が、恋人として高校生活を過ごす青春ドラマ。充実した高校生活の反面で、"死"について彼女らと共に考えさせられる、とても気に入っている作品です。3巻では、同級生の恋愛や部活などの青春もありつつ、小春が安楽死を考えるに至った家庭環境が明らかになったり、同級生が大きな事故に遭い生活が180度変わってしまったり。同級生や様々な立場の大人の死生観に触れることで、小春がどういう結論を導くのか。引き続き追っていきたいです。

 

「さわらぬふたりはナニをする」3巻

作者: ホリチカ 出版社: スクエア・エニックス ジャンル: 恋愛, コメディ

"好きな人に触ると死ぬ"病を持つ蓮修一郎と、蓮の部下で彼のことが好きな雨宮透子による絶対触れない社会人ラブコメ実にほぼ2年ぶりの新刊。大まかなストーリーはどの作品も覚えていますが、さすがに2年空くと、前巻何やってたっけ.....となります。作品の内容は、病を治す可能性を探して同棲生活をしながら触る以外のことを試していくという感じ。社会人ラブコメとして設定に面白さはありますが、題材もあって性的な内容も多め。個人的には絵が少し苦手なのと、ネーミングセンスがちょっと.....。

 

「ざーこざこざこざこ先生」4巻

作者: ぜろよん 出版社: フレックスコミックス ジャンル: 恋愛, コメディ

自己評価低めの中学教師・霧崎と、彼を普段からイジって楽しんでいる女子中学生3人のメスガキ系ラブコメメスガキの1人・渡良瀬が先生の隣に住んでいる理由が判明。また喜連川の本心も見え、三者三様に先生のことが好きだということが明確になりました。それはそれとして素直女子の白井さんが順当に勝って欲しいところ。メスガキには敗北してほしいのでね。

 

「廃バスに住む」5巻

作者: イチヒ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 日常, コメディ

美人女性教師・雨森が廃バスに住む話。かつて廃バスを秘密基地にしていた高校生・大家くんや同僚の山崎先生などと共に、独特なテンポ感の雨森先生の日常を描いていく作品です。秘密基地のかつてのメンバー・テッチャンがようやく登場しましたが、別段何かが大きく変わることもなく。ほどよいコミュニケーションをしてくれる雨森先生がとても心地よい存在です。雰囲気マンガの中でもトップクラスに好きな作品です。

 

「水姫先輩の恋占い」5巻

作者: シロサワ 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, ギャグ

普通の高校2年生の坂上宗次郎と、自分の方が先輩であると嘘をついている高校1年生の水姫明日香のラブコメ。だったはずなんだが.....。前巻でラブコメ的な区切りを迎えつつファンタジー要素にまみれている作品だと発覚し、5巻はエロとギャグとオカルトとその他諸々をごった煮した内容。マジで何??今読んでいる作品の中でも、ぶっちぎりで意味分からん作品です。坂上妹とその女友達・詩が可愛いからいいけど。

 

「晴れ晴れ日和」5巻

作者: 吉村佳 出版社: KADOKAWA ジャンル: 日常, コメディ

行動がスーパーイケメンな小2女子・ルイと、年の離れた姉で美人OLの千春が織りなすハートフルコメディ。千春が昔飼っていた猫・タマの過去が明かされました。今までルイにだけ見える幽霊?的な感じで察してはいたものの、千春にとっても大事な存在だったことが描写されました。小学生同士のやりとりがメインだったので、千春側の話が広がったのは良かったと思います。

 

「R15+じゃダメですか?」5巻

作者: 岸谷轟 (原案), 裏谷なぎ (漫画) 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

ようやく5巻を発見しましたが、3,4巻がどこの書店にも置いてないんですよね。それこそ大きいアニメイトとかにもなく。発禁にされた?5,6巻を読めるのはいつになるだろうか。ラブコメとして、そこそこ期待しているので早く読みたい。

 

「カナン様はあくまでチョロい」6巻

作者: nonco 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

女子高生に扮する悪魔・カナンと、後輩・供犠羊司の学校&魔界ラブコメカナンの妹が学校に現われたり、生徒会の面々が登場したりと新キャラも多かった6巻。個人的に一番良かったのは、おまけの山本崇一朗描き下ろしでした。デコを勝手に広くしてて、流石だなあ。

 

「生徒会にも穴はある!」6巻

作者: むちまろ 出版社: 講談社 ジャンル: ギャグ, 日常

下品ありラブコメありの生徒会日常コメディ。海回の続きに日常回、闇の部活動編の始まりという内容。久しぶりに梅と会長のラブコメがガッツリあったので満足です。

 

「ささやくように恋を唄う」9巻

作者: 竹嶋えく 出版社: 一迅社 ジャンル: 青春, 百合

ギターが趣味の朝凪依と、人懐っこい後輩・木野ひまりの2人をメインとした、ガールズバンドがテーマの青春百合。長かった文化祭編もクライマックス。依の親友・アキと、かつてのバンドメンバー・志帆の因縁も無事片が付きました。やはり百合は全てを解決しますね。最終的な画面を拝めて非常に幸せ。ここからどのような展開をしていくのかも含めて、まだまだ期待していきたい作品です。4月からのアニメも是非。

 

「姫様"拷問"の時間です」14巻

作者: 春原ロビンソン (原作), ひらけい (漫画) 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, ギャグ

王女にして国王軍第三騎士団"騎士団長"の姫様が、魔王軍に囚われ数々の"拷問"を受けるお話。秒速屈し、捕虜なのに雑誌に載る姫様、拷問コンテストなど、14巻もなかなかぶっ飛んだ内容でした。姫様が王国に帰ることはあるのだろうか。アニメも評判はよかったようなので、そっちも観ておきたいところです。

 

「焼いてるふたり」14巻

作者: ハナツカシオリ 出版社: 講談社 ジャンル: 日常, グルメ

静岡で暮らす肉料理好きな夫と天然な美人妻の日常系グルメマンガ。本当に日常回。三船と莉奈の話が個人的に好きなので増えると嬉しいなあ。サブキャラなので1巻に1回あれば御の字ではありますが.....。実写ドラマ化だそうですが、ストーリーは序盤以外ほぼないし、脚本どうするんでしょうね。別に観ないのでいいんですけど。

 

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」17巻

作者: 中村力斗 (原作), 野澤ゆき子 (作画) 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

愛の化身(直喩)の男子高校生・愛城恋太郎が、100人の運命の彼女と次々出会い全員と幸せになるギャグラブコメ25人目の彼女、猫成珠が登場。加入後の全員回は猫耳でした。意外と猫耳やっていませんでしたね。彼女入れ替わり回など二番煎じネタも多いですが、人数が増えているので新鮮さも感じられます。ようやく4分の1達成ですが、残り4分の3もいるんだなこれが。結婚ネタをこんな序盤でやって大丈夫なのだろうか。

 

春は完結が多くなる季節ですね。入れ替わりで新作を増やしていきたいところ。本棚も新しく揃えている途中なので、しばらくは整理に時間がかかりそうです。

 

それでは。