轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

はじめに

こんにちは。キセキです。

 

ブログをのぞきに来てくださりありがとうございます。

 

簡単に自己紹介すると、20代の男性で、

趣味はマンガを読む、アニメを見る、ゲームをするといった典型的なインドア派です。

 

このブログでは、主に自分が鑑賞したマンガやアニメ、映画、プレイしたゲームなどの感想を書いていく予定です。若干レビューっぽくなるかもしれません。

 

今回、ブログを始めた理由は「自分の思考のアウトプットをする」ことにあります。

 

大学時代から多くのサブカル作品に触れてきましたが、自分の感想を他人へ伝えることはあまりしてきませんでした。自分が面白いと感じたものが他人にも面白いと感じられるかは分からないし、面白さを適切に説明できるかと言われると結構難しい。

 

最近Youtubeでゲームのレビュー系の動画をよく見るのですが、良いところ、良くないところをしっかり言語化して分かりやすく伝えてくれる人の動画は、見ていて非常に納得します。逆に、感情論が強くて言語化がうまくできていない人の動画はあまり納得できない。全く主観が入らないレビューをするのは無理ですが、適切な尺度で作品を見て、それを伝えられる人はやはり素晴らしいと思います。

 

これまで自分の中で納得していればいいかと考えていましたが、アウトプットする能力が足りないのは単純に損だな、と最近は思います。そこで自分が読んできたマンガを使ってアウトプットの練習をすることにしました。これまで読んできたマンガは長短合わせて400作品程度。ジャンルに偏りはあるものの、一定の基準で作品を評価するにはある程度信頼性のあるインプットの量はあるかと思います。

 

ブログ自体は週一程度で更新し、完結済みのマンガの感想、直近で購入した最新刊の簡単の感想、その他サブカル作品の感想をあげるつもりです。ネタバレはできるだけしないつもりですが、しそうなときは注意書きします。

基本的には自己満足ですが、こうしたほうが良いなどのアドバイスがあれば是非お願いします。

 

それでは。

【32】今週のマンガ (2024/4/6購入分)

こんにちは。キセキです。

いよいよ資格の勉強を始めなくてはいけなくなってしまった社会人2年目です。勉強は得意ですが、あんまりやりたくはないのでさっさと消化したいところ。とはいえ一つやれば終わり、というわけにはいかないですからね。不労所得で暮らしたい。

それでは、2024/4/6に購入したマンガの紹介と感想です。

 

「怪獣8号」12巻

作者: 松本直也 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

怪獣から市民を守る組織・防衛隊の面々が、過去に類を見ない大怪獣と戦うアクション作品。防衛隊と大怪獣の五番勝負後半戦。保科副隊長と10号の覚醒、亜白隊長の実力が描かれると共に、今まで見えなかった亜白隊長の本心も垣間見えました。しかし勝利も束の間、本命の9号が登場してなかなか絶望的な展開。この戦いがどのような結末となるか、最後まで目が離せません。

 

「ダンダダン」14巻

作者: 龍幸伸 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

不思議な力を手にした高校生たちが、都市伝説や宇宙人と戦うオカルティックバトルコメディ。VS侵略者編が無事終わりました。最強の妖怪との邂逅がこんな形で伏線回収されるとは.....。いつもの食事会も行われ一段落の感があります。オカルンと桃の恋愛模様にも進展あり。そして最後には謎のイケメンキャラが登場。次の展開も楽しみです。

 

「ウィッチウォッチ」16巻

作者: 篠原健太 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, コメディ

高校生の魔女・若月ニコと使い魔の男子4人が繰り広げる日常ギャグ時々ラブコメたまにバトル。子供ニコ編の続き。新キャラに、ニコの使い魔として竜のバンが登場。同居生活に新しい展開が生まれていきそうです。子供編になってモモチの登場回数が増えているのは嬉しい。ネムも災いの日から久々の登場です。カンシが最近不憫な目に遭いすぎな気が.....。

 

「夜桜さんちの大作戦」23巻

作者: 権平ひつじ 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

スパイ一家と婿入りした太陽が、夜桜家を狙う敵と戦うバトルコメディ。辛三奪還編の続きで、太陽のガチ戦闘パートもあり。五年経ち "開花春来"という奥義みたいなやつを習得したことが判明しました。兄弟姉妹全員の開花春来が控えていると思うと、ザ少年漫画、という感じがしてアツいですね。太陽が夜桜家から家族の尊さを感じていたことが分かったのも、泣きポイント(泣いてない)。家族全員が揃い、最後の戦いに向けてボルテージが上がってます。アニメも始まったので、ノりにノっている作品です。

 

「(感覚共有)メイドさん」2巻

作者: 森 出版社: KADOKAWA ジャンル: コメディ, 百合

強い刺激が共有されてしまう双子姉妹メイドと、主人の母娘の百合コメディ。形式としては、主人とメイド姉、娘とメイド妹がCPですが、メイド姉←娘もあるし、姉妹百合もある。てんこ盛り。登場人物が皆似たような顔と髪で見分けづらいのが難点です。なんかHappy Endっぽい終わり方だったので、完結したようにも思えますが分からんです。作者の別作品「義姉VS義妹」の方が個人的にはオススメ。

 

「シスター様の仰せの魔々に」2巻

作者: hone 出版社: 芳文社 ジャンル: 恋愛, コメディ

修道女のクリスと、契約により彼女を幸せにするためにやってきた悪魔・クロドのラブコメ学校や修道院を舞台にした作品で、2巻ではクロドの家の黒猫メイドやエクソシストの少年が登場しました。好みの作品ではありますが、絵とコメディのノリが平成チックなのであんまり続かないかなと予想していました。とりあえず3巻までは確定したので良かったです。

 

「メスガキのいる喫茶店」4巻 (完結)

作者: MIGCHIP 出版社: KADOKAWA ジャンル: コメディ, 日常

メスガキ(を演じるキャストたち)がいる喫茶店「メスガキヤ」を舞台にしたメスガキ日常コメディ。残念ながら最終巻。この作品のメスガキは、あくまで演じられたメスガキなので気持ちよく負けられるのがいいところ。またメスガキと雑魚客のセッション以外にも、キャスト達の普段の姿や客同士の関わりなど、色々な話がありワンパターンではなかったのも良かったです。"いいメスガキにはいいザコが必要"という大きな学びを教えてくれた作品でした。

 

「恋文と13歳の女優」4巻

作者: じゃが 出版社: 芳文社 ジャンル: 恋愛, ドラマ

中学生の子役女優・羽賀文乃とアラサー男性マネージャー・一色文の恋愛ドラマ。4巻では、文乃と同い年の子役出身モデル・天野美乃梨が登場。文乃の恋のライバルかと思いきや、強火の羽賀あやのガチ勢でした。マネージャーという職業のモチベーションって今までピンときてなかったんですが、役者の魅力を映像に残したいというのはなるほど、と感じました。人間ドラマとしての完成度が高い作品で、続きも期待です。

 

「癒やしのお隣さんには秘密がある」4巻 (完結)

作者: 梅澤夏子 (原作), 嶋伏ろう (漫画) 出版社: 大誠社 ジャンル: 恋愛, ドラマ

普通のOL・蓬田藤子と、隣室のイケメン御曹司(藤子のストーカー)・仁科蒼真の恋愛ドラマ風作品。ストーカーバレからなんやかんやあり、最後はなんか結婚してました。大丈夫か、これ?ヤンデレ男子の沼に引きずり込まれた女の話と言えば聞こえは良いですが、ストックホルム症候群がちらついてしまって、あんまり好意的に捉えられるエンディングではなかったというのが個人的な感想。当人達がいいならいいんですけど、社会的な許容ラインの上を反復横跳びしているような印象の作品でした。

 

「10年間友達だと思っていた男の子に告白されるお話」6巻

作者: ○線 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, ギャグ

タイトル通りの幼馴染の2人が、付き合ってあれこれする恋愛ギャグ。そこら辺のラブコメとは一線を画すマンガで、最近は性欲が強すぎる彼女を如何に満足させるかという内容です。行くところまで行った結果、ア○ルに到達してしまいました。その辺の成人誌より不適切な内容だろ。誤った性知識を与えかねないので、子供には読ませないようにしましょう。

 

「対ありでした。」7巻

作者: 江島絵理 出版社: KADOKAWA ジャンル: 青春, 百合

お嬢様学校に通う女の子達がガチで格闘ゲームをする青春マンガ。いよいよ現実でバトルし始めちゃった.....。あまりにも表情、台詞、そして"!?"マークが「特攻の拓」を彷彿とさせ、実質ヤンキー漫画。展開的には、大会が終わったのも束の間、退学&白百合さま転校のW危機。ゲーム以外のところもしっかり面白いので、今後も期待です。

 

「佐々木と宮野」10巻

作者: 春園ショウ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 青春, BL

(元)高校生先輩後輩BLの人気作。主人公達2人が高3と高2でスタートした作品ですが、時間が進んで現在は大1と高3になっています。実に20ヶ月ぶりの新刊。いやー、待ちました。2人は恋人になっても良い距離感なので、会話が変わらず心地よくて好き。周囲の人物たちも、皆人間が出来ているのでとても読みやすいです。実は僕のBLの入りはこの作品から。いわゆる商業BLとは違うので、一般向けとしてオススメしたい作品です。平野と鍵浦も待ってます。

 

「当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています。」2巻

作者: 結城アオ 出版社: 彗星社 ジャンル: 異世界, BL

小説世界に転生し1巻で消える当て馬キャラになった男が、なぜか小説世界の王子に溺愛されているファンタジーエロBL。2巻を読みながら、1巻の内容を忘れたな~と思ってましたが、改めて1巻を買った時の感想(【13】今週のマンガ)を読んだら、内容が頭に入ってこない、と書いてあったので、そうだよね!となりました。話の軸がどこにあるのか理解しにくく、BLなのに女の子はどういう感情なんだろうな、とか考えてしまうくらいには身が入らないです。あと、2巻しか出てないのにアニメ化するな。

 

「イケボ配信者は俺狙い!?」3巻

作者: あぺこ 出版社: 白泉社 ジャンル: BL

黒髪陰キャ溺愛系イケボ配信者×流され系大学生のBL。前巻からセ解禁してますが、3巻でもコスプレ&音声収録しながらのセにアクセルべた踏み。家庭教師×生徒や看守×囚人というシチュエーションが描きたかったんだろうなあ。すれ違いもようやく終わりを告げそうですが、配信中に告白してやがるので、読者視点めっちゃ肝が冷えてます。本物の恋人になった2人が、どう関係を築いていくのか、次巻以降も楽しみです。

 

「甘え上手で、愛され下手の。」

作者: あずみつな 出版社: 新書館 ジャンル: BL

愛想はないが世話やきな攻め×甘え上手で重めな受けの、友人から始まる社会人BL。作者はリーマンBLの名手、あずみつな。作者買いです。桃井(攻め)が、同僚の栗原(受け)が男に振られるところに遭遇したところから始まります。寂しい気持ちを利用してくる男に引っかかりがちな栗原と、そのことを知り飲みに付き合うようになった桃井。栗原は段々と桃井に惹かれていき.....、というストーリー。両者の感情の機微を丁寧に描く描写と、学生のようにはいかない大人の恋愛のややこしさが素晴らしい作品でした。やっぱり好きな作者だなと改めて感じます。

 

「佐古くんは九頭くんの犬」

作者: しりの 出版社: 笠倉出版社 ジャンル: BL

猪突猛進な童貞ヤンキー×ちょっとエッチな最強の男という2人のヤンキー高校生BL。売られた喧嘩を買っていたら最強になっていた九頭(受け)。ある日から佐古(攻め)に毎日のように勝負を挑まれ、相手をするのが面倒になってきた九頭は、自分の好奇心も相俟って佐古の童貞を奪うことに。そしたら次の日から佐古が懐いてきて.....。コマ割りといった細かな技法はまだ伸びしろがありますが、キャラ設定やストーリーは結構好み。今日日、ヤンキー男子校でもエロ本が校内に落ちていることはないと思いますが。ヤンキー作品の中では上位で好きなので、今後の作品にも期待したい作者です。

 

資格の試験が終わるまではペースが落ちるかもですが、今年度も引き続き感想はあげていくつもりです。

それでは。