轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

はじめに

こんにちは。キセキです。

 

ブログをのぞきに来てくださりありがとうございます。

 

簡単に自己紹介すると、20代の男性で、

趣味はマンガを読む、アニメを見る、ゲームをするといった典型的なインドア派です。

 

このブログでは、主に自分が鑑賞したマンガやアニメ、映画、プレイしたゲームなどの感想を書いていく予定です。若干レビューっぽくなるかもしれません。

 

今回、ブログを始めた理由は「自分の思考のアウトプットをする」ことにあります。

 

大学時代から多くのサブカル作品に触れてきましたが、自分の感想を他人へ伝えることはあまりしてきませんでした。自分が面白いと感じたものが他人にも面白いと感じられるかは分からないし、面白さを適切に説明できるかと言われると結構難しい。

 

最近Youtubeでゲームのレビュー系の動画をよく見るのですが、良いところ、良くないところをしっかり言語化して分かりやすく伝えてくれる人の動画は、見ていて非常に納得します。逆に、感情論が強くて言語化がうまくできていない人の動画はあまり納得できない。全く主観が入らないレビューをするのは無理ですが、適切な尺度で作品を見て、それを伝えられる人はやはり素晴らしいと思います。

 

これまで自分の中で納得していればいいかと考えていましたが、アウトプットする能力が足りないのは単純に損だな、と最近は思います。そこで自分が読んできたマンガを使ってアウトプットの練習をすることにしました。これまで読んできたマンガは長短合わせて400作品程度。ジャンルに偏りはあるものの、一定の基準で作品を評価するにはある程度信頼性のあるインプットの量はあるかと思います。

 

ブログ自体は週一程度で更新し、完結済みのマンガの感想、直近で購入した最新刊の簡単の感想、その他サブカル作品の感想をあげるつもりです。ネタバレはできるだけしないつもりですが、しそうなときは注意書きします。

基本的には自己満足ですが、こうしたほうが良いなどのアドバイスがあれば是非お願いします。

 

それでは。

【82】今週のマンガ (2026/4/11購入分)

こんにちは。キセキです。

ついに Pokèmon Champions が出ましたが、僕もチマチマやっています。対戦を真面目にやるのはほぼサンムーン以来で、最初はだいぶ対戦勘を取り戻すのが大変でしたが、なんとかシングルはメガメガニウムでマスターIVまで到達しました。ダブルもせっかくだからやりたいとは思っています。

それでは、2026/4/11に購入したマンガの紹介と感想です。

 

「春の光に呑まれても」

作者: 仁科 出版社: 一迅社 ジャンル: 百合, 青春

廃校となる高校で、2人きりの新入生が送る最後の1年を描く青春友情百合作品。百合はなんだかんだで久しぶり。廃校が決まっている高校にそれぞれ異なる理由で入学した成海と杏が、卒業アルバム制作を依頼され四季の学校の写真を撮りながら少しずつ交流を重ねていく、という内容。対照的な2人が過ごす放課後を中心に、一年という時間の中で彼女たちの変化や成長が描かれます。

いやあ、沁みるね。青春の尊さが大いに感じられて、非常に良い作品でした。ストーリーの主題は、成海、杏のそれぞれが抱える "今" や "未来" に対する不安や劣等感について、交流の中で友情を深めて答えを見つけていく、というもの。全体を通してテーマ、舞台の良い部分が上手に引き出されており、百合だからこその不穏や、友情が深まった時の雰囲気も魅力的。1年を単行本一冊で描く関係上、季節は飛び飛びでダイジェストっぽさは若干ありますが、逆に言えば上手いことまとめているなと思います。質の良い百合はやはり良き。オススメの作品です。

 

「君との恋はガード不能」1巻

作者: 西園寺マヨイ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, コメディ

実は泣き虫なハイスぺ男と実は凶暴な穏やか女が、ゲームを通してお互いの意外な本性に惹かれあうご近所ラブコメディ。あらすじは、普段は穏やかだけどゲームで負けるとキレてしまう社会人・桜花が、ハイスペックで王子様のような憧れの隣人・ルイのゲームに負けて泣いている姿を偶然見てしまい、さらにひょんなことから偽装恋人として過ごすことになる、というもの。ゲームを題材にしながら、真逆の本性を持つ2人が繰り広げる正統派な大人ラブコメです。

かなり好きな作品。ラブコメとしては、常識人な大人同士、両片想いの偽装カップル、強女&優男といった要素が性癖なのでめちゃくちゃ刺さりました。ちゃんとラブコメしているのも昨今では割と珍しいかも。あとは2人の煩悩が垣間見えるのも良い点。まあこれについてはほぼ中学生ですが。キャラクター的には、王子様のような振る舞いをするが女性に不慣れで空回りがちなルイが、ラブコメの男性キャラとして満点。作品の根幹であるお互いのギャップは想定より控えめですが、個人的にはこのくらいが嬉しい。大人キャラにはそれ相応に常識的であってほしいので。桜花のキレ・煽りもゲーマーならよくあるパターンです。あとは各話の題材に使われているゲーム群ですが、実在のあのゲームだと一発で分かるのでルールやシステムを想像しやすいのはgood。とはいえゲームの説明にそれなりにリソースは食われる関係上、今後は少なめになりそうな印象。それでいいと思います。

正統派な大人ラブコメとして注目していきたい作品。やっぱり常識的な大人って見ていて安心するね。続きが楽しみです。

 

「鵺の陰陽師」14巻

作者: 川江康太 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

幻妖・鵺と契約した夜島学郎が陰陽師として成長していく学園バトルアクション。陰陽寮の姫・拿月の協力を得るために、菅隊長の試練に挑む学郎。そして次なる鏖・空亡を誘き出すために盛大な体育祭が開催されます。やっぱり可愛いJKを描くのは上手い。拿月もヒロインパワー高めなので、早めにレースに参加してくれると嬉しいね。

 

「マリッジトキシン」17巻

作者: 静脈 (原作), 依田瑞稀 (漫画) 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

殺し屋の五大名家・"毒使い"の下呂ヒカルが、結婚詐欺師の相棒・城崎と共に幸せな結婚を目指す、婚活×バトル作品。聖獄編。嵐山と潮の力によりヒカルの暴走は止められましたが、婚活に対して迷いがあったヒカルは獣使い・十七子のもとへ。いよいよ聖獄編もクライマックスです。順当に面白い展開。アニメも放送中なので、そちらもぜひ。

 

「SPY×FAMILY」17巻

作者: 遠藤達哉 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, コメディ

スパイと殺し屋と超能力者が家族(仮)となる大人気コメディ。ヨルが遂にロイドへの好意を自覚しました。ロイヨル推進派としては嬉しい限り。今回はイーデン校での事件が中心でしたが、隣人のオーセン教授も何やら秘密があるようで.....。まだまだ伏線が張られていくねえ。それはそれとして、強いおばさんはカッコいいね。

 

「ダンダダン」23巻

作者: 龍幸伸 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

不思議な力を手にした高校生たちが、都市伝説や宇宙人と戦うオカルティックバトルコメディ。飛行機で出雲大社に向かうモモたちでしたが、邪視と因縁のある鬼頭一家、そして台風人間が行く手を阻みます。めっちゃ鮫が飛び交う謎の展開。学校の事件で暗躍していた人物や、星子の不調など気になるところはまだまだあるので、ここからも楽しみです。

 

「隣の若尾さんは見えそうで見えない」2巻

作者: 稲荷山 出版社: スクエアエニックス ジャンル: 恋愛, コメディ

普通の男子学生・水野君と、彼だけは顔を見れない隣の席ののっぺらぼう女子・若尾さんによる青春ラブコメディ。体育祭に夏祭り。そして、2人のクラスメイトで陰キャ女子の旭川、陽キャ男子の相馬が登場。顔が見えないゆえのお話も適度にありつつ、徐々にラブコメにも進展しそうな雰囲気が見え始めました。水野君が若尾さんの顔を見ようとする、という基本設定が作品中で疎かになりがちなのは課題ですが、ここから面白くなりそうな気配はあるので信じて待ちます。

 

「ちはるくんは女装をしたくない!」3巻 (完結)

作者: 翁丸ジョン 出版社: スクエアエニックス ジャンル: 恋愛, コメディ

女装に馴染めない "女装宗" の見習い小僧・ちはるが、寺にやってきた本物の女の子・こまりに一目惚れする、ドタバタ女装コメディ。終わっちゃったよ~。こまりと蓮の2人の間で気持ちが揺れていたちはるでしたが、親友の雪彦に一夫多妻を提案されたことで心機一転。2人の夫となるべく女装宗の和尚としての修行に励み.....。最後は修行の旅から帰ってきた青年のちはる、そしてもう少し先の将来を描いて完結です。終盤は結構真っ当にストーリー性がありました。

作者の性癖を存分に感じることができた一作。女装ショタだけでなく、少年少女の恋愛劇も盛り込んだ性癖全開なコメディであり、この作品でしか味わえない要素は間違いなくありました。その一方で、終盤はマンガとしての面白さのために、そういった性癖が抑えめになってしまったのは勿体なさも感じます。ラブコメとしては、初心なやんちゃショタ、実はませている控えめ女の子、実は乙女な男装女子という三角関係モノ。最高だぜ。舞台が現代日本ではないというのもあって、ありがちな学生ラブコメの枠には収まらずにいろんなシチュエーションを生み出していたのも良いところ。登場人物はクセが強くないながらも個性はしっかり感じられました。作画も非常に安定してます。

女装ショタ作品というよりはロリショタラブコメと言った方が正しいかも。作者は性癖マンガを貫徹できなかったことを悔やんでいましたが、個人的には作品としての面白さを追求した結果だと思っているので、そこは評価しています。普通にお気に入りの一作なのでオススメ。連載お疲れさまでした。

 

「伝説の男の娘配信者たけお君!」4巻 (完結)

作者: けいじろー 出版社: スクエアエニックス ジャンル: 日常, ギャグ

世界の性癖を捻じ曲げまくる伝説の男の娘配信者・たけお君が主人公のギャグコメディ。委員長の勢いに追いつく前に終わってしまった。最終巻でも、たけお君の祖父(男の娘)や、未来から来たたけお君とゆうた君の息子(!?)が登場したり。最後まで自分大好きな男の娘・たけお君が宇宙の性癖を破壊してくれました。

男の娘の可愛さを盾に、不条理ギャグマンガとはかくあるべし、を地で行ってくれた作品。まず男の娘作品としては、その魅力を存分に感じさせてくれました。出てくる男子はモブ以外ほぼ全員男の娘なので、とにかく男の娘を楽しみたい人にはもってこい。ただ、そんな人を打ち砕くギャグのぶっ飛び具合も凄まじい。常識ガン無視のギャグと、なぜか成立する意味不明な会話。理解が追い付くことは基本ないので、楽しめるかはギャグマンガ適性があるかが大いに関わってきます。個人的には、面白いことは否定しないけど、意味不明さが勝ってしまって純粋に楽しめなかったという感じ。作画は安定しているところと、早めのペースで単行本を出してくれた点は評価したいポイントです。

正直なところ、ギャグマンガらしいギャグマンガを久しく読んでいなかったので、自信を持って評価できているわけではありません。そもそも意味不明なものに対して許容はできるけど受容はできない性質なので、ギャグマンガ適性がないというのもあるね。頭をぶっ壊したい人には手に取ってみてほしいかも。

 

「三咲くんは攻略キャラじゃない」4巻

作者: ナツイチ 出版社: 新潮社 ジャンル: 恋愛, コメディ

ギャルゲー世界の主人公・晴太をハッピーエンドに導く親友キャラ・三咲が、なぜか晴太に攻略されそうになるラブコメディ。うおおおおおおおおおおお!な展開。文化祭を経て、晴太のループの記憶、そして三咲の願いが繰り返されていたことが明かされ、遂に2人で三咲攻略の道を探ることに。皆が幸せな未来をつかみ取るトゥルーエンドはすぐそこです。最後まで男の娘・三咲の可愛さを描き続けてほしいです。

 

「今朝も揺られています」4巻

作者: 増田英二 出版社: 秋田書店 ジャンル: 恋愛, コメディ

毎朝同じ電車に乗る高校生の男女の恋愛模様を、2人を見守る乗客たちの実況とともに描く新感覚ラブコメ。いろんな回り道をしましたが、遂に2人は花火大会で運命的な遭遇を果たし、連絡先を交換.....いや、連絡先を交換しただけなんだよな。でもやはり初心な両片想いは素晴らしいね。急接近した2人、そして見守りはどうなるのか、ここからも楽しみな作品です。

 

「合コンに行ったら女がいなかった話」11巻

作者: 蒼川なな 出版社: スクエアエニックス ジャンル: 恋愛, コメディ

3組の男子大学生×男装女子のラブコメ作品。クリスマスから正月のお話がメイン。付き合い始めた萩&琥珀、なんやかんやで進展がある浅葱&藤は良い感じ。常盤&蘇芳は相変わらずかと思いきや、常盤は何やら思うところがある様子。ようやく常盤の変化らしい変化が見られて期待しちゃうね。

 

「幼稚園WARS」17巻

作者: 千葉侑生 出版社: 集英社 ジャンル: バトル, コメディ

世界で最も安全な幼稚園で働く、元犯罪者達のラブコメ+片手間バトル。ナツキvsアオバ、ハナvsアニタが佳境。殺し合いの中で、親友、姉妹がお互いを理解し合う時が訪れたことは良かった。そして、新世界秩序の秘密がまた一つ明かされました。ダグはどうなってしまうんだ、という不安を抱えながら、リタとダグが遂に再会。次巻が非常に楽しみです。

 

「デレがバレバレなツンデレ猫獣人に懐かれてます」1巻

作者: キトー (原作), 平田ハニー (漫画) 出版社: アルファポリス ジャンル: 異世界, BL

異世界転移した普通の青年が、猫語翻訳アプリでツンデレ猫獣人の本音を知る異世界BLのコミカライズ。元は小説らしい。恐らく原作の質が良いので、ストーリー展開や伏線の張り方は結構上々。キャラクターについても、今のところクセが強すぎるキャラはいません。ツンデレイケメン猫獣人とかいう最強属性攻めによるパワーでゴリ押しされるので、ある意味分かりやすいね。主人公がスマホを持ち込んでいることがご都合展開に繋がらないことを祈るばかりです。あと原作者コメントがないのは若干気がかりです。

 

「寡黙な声に惚れたからには」

作者: 黒井つむじ 出版社: 徳間書店 ジャンル: 青春, BL

声フェチ男子高校生×寡黙な放送委員の高校生青春BL。これは作者買い。作者の持ち味が遺憾なく発揮されておりとても良かったです。運動は得意だが過去のトラウマから特定の部活には入っていない鳴海と、声を出すことに慣れたいという思いから放送委員になった百々地の2人がメイン。百々地の声が好きな鳴海は、彼の練習に付き合うことで仲を深めていきます。恋愛模様は勿論、過去を克服するという部分にも高校生らしい青春が強く感じられる良いストーリーでした。やっぱり高校生BLを描かせたら頭一個抜けている作者だね。

 

「雨森先生(官能小説家)はセックスを知りたい」

作者: 桃ムムム 出版社: アーク・プレス ジャンル: BL

スランプ中の童貞官能小説家×経験豊富なネカフェバイトのセックス指南BL。これはまあまあという感触。女性が苦手で経験のない小説家が、偶然知り合ったバイトくんといろんなシチュエーションでエッチをしているうちに、両者とも好きになっていくという内容です。内容自体に突き抜けたところがあるわけでもなく、キャラが尖っているということもないので、全体的な印象が弱い。あと受けの髪型が行ったり来たりでブレていたのは気になりました。評価としては中の中の作品です。

 

「もっと、ダメにしてあげる」

作者: りのえ 出版社: コアマガジン ジャンル: BL

一途で世話焼きな大学生×甘やかされたいリーマンの従兄弟BL。うーーーーん、正直微妙寄り。内容は、お世話されたい願望の強いサラリーマンの南央也が、下宿してきた従弟の春斗に至れり尽くせりの世話をされるうちに.....という感じ。メインの2人のキャラがたっているのは良いことですが、その尖らせ方がちょっと守備範囲外でした。溺愛執着ストーカーの割に爽やかだし、甘やかされたいというか怠惰なだけだし。作画もちょこちょこ怪しさが垣間見えたので、評価はしづらいね。

 

「ガード不能」は個人的にかなり好きな作品だったので嬉しかったです。「春の光に」も良い友情百合でした。男の娘モノが多い回でしたが、完結した「ちはるくん」は純粋に楽しめた作品。「たけお君」もまあ面白かったのは事実。この中だったら「三咲くん」が一番好きだけどね。

それでは。