轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

はじめに

こんにちは。キセキです。

 

ブログをのぞきに来てくださりありがとうございます。

 

簡単に自己紹介すると、20代の男性で、

趣味はマンガを読む、アニメを見る、ゲームをするといった典型的なインドア派です。

 

このブログでは、主に自分が鑑賞したマンガやアニメ、映画、プレイしたゲームなどの感想を書いていく予定です。若干レビューっぽくなるかもしれません。

 

今回、ブログを始めた理由は「自分の思考のアウトプットをする」ことにあります。

 

大学時代から多くのサブカル作品に触れてきましたが、自分の感想を他人へ伝えることはあまりしてきませんでした。自分が面白いと感じたものが他人にも面白いと感じられるかは分からないし、面白さを適切に説明できるかと言われると結構難しい。

 

最近Youtubeでゲームのレビュー系の動画をよく見るのですが、良いところ、良くないところをしっかり言語化して分かりやすく伝えてくれる人の動画は、見ていて非常に納得します。逆に、感情論が強くて言語化がうまくできていない人の動画はあまり納得できない。全く主観が入らないレビューをするのは無理ですが、適切な尺度で作品を見て、それを伝えられる人はやはり素晴らしいと思います。

 

これまで自分の中で納得していればいいかと考えていましたが、アウトプットする能力が足りないのは単純に損だな、と最近は思います。そこで自分が読んできたマンガを使ってアウトプットの練習をすることにしました。これまで読んできたマンガは長短合わせて400作品程度。ジャンルに偏りはあるものの、一定の基準で作品を評価するにはある程度信頼性のあるインプットの量はあるかと思います。

 

ブログ自体は週一程度で更新し、完結済みのマンガの感想、直近で購入した最新刊の簡単の感想、その他サブカル作品の感想をあげるつもりです。ネタバレはできるだけしないつもりですが、しそうなときは注意書きします。

基本的には自己満足ですが、こうしたほうが良いなどのアドバイスがあれば是非お願いします。

 

それでは。

【94】今週のマンガ (2026/10/23購入分)

こんにちは。キセキです。

実は先週は一週間仙台出張で、今週は水曜日から鳥取出張。普通に疲れるし、FE万紫千紅はレダ編の途中から全然進んでません。鳥取のお土産って何があるんだろうね。そういえばこの出張により、岡山以外の中国地方はすべて行ったことになります。近畿は京都、大阪、奈良以外行ってないというのに。人生何があるか分かりませんね。

それでは、2026/10/26に購入したマンガの紹介と感想です。

 

「ひとまず恋に慣れさせてください」3巻

作者: たきどん 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, コメディ

恋愛偏差値0の執事長とメイド長が、主人に恋愛を教えるために偽カップルを演じることになるラブコメディ。クロエにゾッコンな関西弁の新興貴族・キルシュが登場。言ってしまえば当て馬役ですが、結構いいキャラだったので割と好き。ラブコメは牛歩ながらも前進しているようでなによりです。

 

「多聞くん今どっち!?」17巻

作者: 師走ゆき 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, コメディ

大人気アイドルF/ACEのメンバー・多聞を推している女子高生・うたげが、家政婦バイトで彼の家を担当することになる、推し接近系ラブコメ。相変わらずの安定した面白さでした。倫太郎がはっちゃけまくっていたので最高。ストーリーは多聞と桜利の恋路がマネージャーの藤田にもバレて波乱の予感です。個人的にはナツキと飛鳥先生の行方が気になって仕方ない。あと、うたげの件で多聞と桜利が倫太郎を詰めてるシーンが好き。

 

「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」26巻

作者: 久世蘭 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

堅物男子・黒岩メダカに対し、女子高校生達がアタックするハーレム系ラブコメディ。モナと旭にやや遅れを取っていた朋が頑張っていました。それにしても26巻にしてようやく翔と譲がメダカの相談相手として機能した感がありますね。別に彼らが悪い訳じゃなく、メダカが鈍すぎ、かつ一人で抱えすぎだっただけですが。ラブコメとしては佳境に入りつつある気もするので、期待はしています。

 

「私のこと好きじゃなかったのかよ!?」2巻

作者: 昆布わかめ 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

全員が自意識過剰なヒロイン視点ハーレムラブコメ。4人のヒロインとの遊園地デートがメイン。今回特にスポットライトが当たっていたのは表紙にもなっている、カッコよさを追求するヤンデレ幼馴染後輩・るい。岡部の気持ちを確かめるために直球勝負に出ますが、果たして結果はどうなるか。次巻も楽しみです。個人的には正統派な仁科が一番好き。

 

「淫魔も逃げ出す黒江さん」2巻

作者: よしむらなつき 出版社: 竹書房 ジャンル: 恋愛, コメディ

インキュバスの王子・平戸蓮が、氷の風紀委員長・島原黒江に "指導" されてしまう学園ラブコメ。理事長かつ色欲の魔王である蓮の父が、黒江を風紀委員長から解任するという展開の2巻。基本はエロギャグ路線で進みつつ、蓮と黒江のラブコメも順調に進行中です。蓮がインキュバスでありながら意外とピュアなので、あんまりエロに寄りすぎないのは評価したい。まあでも何かの作品の二番煎じ感は否めないなあ。

 

「晴野さんのことなんて全然好き」2巻

作者: 如日やさか 出版社: ナンバーナイン ジャンル: 恋愛, コメディ

上京OLの鈴里が、職場の温厚で地味めな男性・晴野にメロ狂わされるオフィスラブコメ。オイオイオイオイ。メロ男・晴野に鈴里がひたすら狂わされるラブコメかと思いきや、晴野は天然&執着に受け素質まで兼ね備えており、鈴里は鈴里で無自覚イケメン攻めムーブをし始めている始末。このマンガ、どこまで僕の性癖どストライクを貫き続けるんだ.....?社員旅行を経て、お互いの気持ちを認識したうえで、お互いのことを知ろうというフェーズに入った2人。今後も楽しみです。あとは福泉の裏の顔も気になるところ。

 

「可愛原先輩はかわいいがすき!」3巻 (完結)

作者: せらみっく 出版社: KADOKAWA ジャンル: 日常, コメディ

高1男子・早乙女響が才色兼備の生徒会長・可愛原先輩に勉強を教わる代わりに、かわいい恰好をさせられる女装系日常ラブコメディ。完結。テストのご褒美にそれぞれのお家に訪問して2人で過ごしたりしているうちに、お互いに相手のことを可愛いと思う気持ちが好意であることに気付き始め.....。可愛らしいすれ違いもありつつ、最後はラブコメとして良い着地をしてくれました。

早乙女くんが可愛い。これに尽きる。早乙女くんは女装(させられている)男子ですが、そんなことは関係なくひたすらに可愛いので、彼を先輩目線で愛でまわすのが本質の作品でした。なので、ラブコメとかは正直おまけの気分。可愛い男の子を見たければ読んでほしい。ただそれだけです。

一応、早乙女くん以外の部分の評価をしておきます。基本は2人の日常なので、物語としての抑揚は全体的に控えめ。コメディも同じく波が小さめですが、可愛原先輩のややオーバーなリアクションが面白ポイントです。2人以外のキャラクターとして、早乙女くんに隠れて彼に似合う可愛い服を買っていた姉、可愛原先輩の強火オタク、早乙女くんの良き同級生などが登場しており、彼女らもかなりいい味を出していました。正直メインの2人だけでなく周囲のキャラクターの絡みももっと見たかったですが、後の祭りだね。

早乙女くん全振りゆえに、人は選ぶ作品なのかもしれません。でも、こういう性癖一直線みたいなマンガは希少なので、こうして世に出てくれて本当に嬉しかったです。連載お疲れ様でした。また近しい内容の作品を制作してくれるのを期待しつつ、次回作もぜひ読みたいなと思います。

 

「やがて絵筆を映ろし君は」3巻

作者: 起田ねぐせ 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, コメディ

エロ漫画家のアラサー女が絵画教室時代の教え子大学生と共同生活を送る、歳の差幼馴染同棲コメディ。プラネタリウムデートを無事終えたのも束の間、酔っぱらって再び粗相するあいりに、別々に行った温泉旅行でのばったり遭遇。ヒナキが思ったよりもデカめの感情をあいりに向けていることがわかったのは収穫です。あいりの自己肯定感の回復とヒナキの恋愛感情の行方に今後も期待。

 

「保知矢さんはあまりある」3巻

作者: misekiss 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

いつも無口で食べることが好きなギャル・保知矢と、そんな彼女が気になる低燃費眼鏡男子・米沢による高校生日常ラブコメ。夏が来たので、プールに夏祭り。ライバルヒロインの黒川さんは結果的に攻めの姿勢が強くなっていますが、米沢の心中や如何に。米沢にも意外と高校生男子らしさが見られるので、僕の中での面白さは以前より上がっています。

 

「やちるさんはほめるとのびる」4巻

作者: 遠野人夏 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, 日常

力を失った "八尺様" のやちるが、八尺様ファンの誠一郎に褒められて力を取り戻す、人間×妖怪のピュアラブコメ。2人での夏の旅行でお互いの秘密と想いをしっかりと受け止め合ったやちると誠一郎。そして、2人はやちるの母と遂に対面。やちる母、見た目は普通ですが、純妖怪らしさのある空気感と話の通じなさで若干怖いね。2人にはもっとイチャコラしてもらって、なんとか空気を中和してほしいです。それにしても誠一郎の性癖、行くところまで行ってて好き。

 

「まどわせないで矢守くん」5巻

作者: いのぐちしな 出版社: 秋田書店 ジャンル: コメディ, 日常

夏休みでイメチェンした2人の男子高校生の日常コメディ。体育祭とか。森は悪くないね。矢守が本当に悪いね、これは。なんかもうムカついてきたもん。独占欲はあるっぽい矢守に、果たして恋愛感情が芽生えるのか。これが今後の肝です。

 

「女装男子はスカートを脱ぎたい!」6巻 (完結)

作者: しなぎれ 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

男子が苦手な幼馴染のために女子を演じる男子中学生・宇一郎と、宇一郎を愛でるために男子が苦手なフリをし続ける珠子の嘘つきな2人の中学生ラブコメ。完結巻です。いよいよ宇一郎と珠子の2人がそれぞれの嘘を明かそうとするも、特に珠子はギクシャク中。そんな中、鬼木と鮭川が女装を続ける理由、桜心の友達への想いなどを知ったことで、終業式にお互いの嘘を告白しあい.....。果たして宇一郎はスカートを脱げるのか。最後は数年後、高校生になった彼らの姿も若干描いて大団円です。

作者の性癖全開でありながら、女装男子の青春を面白く描き、物語も上手にまとめていた一作。ラブコメについては、実は強烈な性格の珠子のクセの強さと、彼女の本性を知らずに振り回される宇一郎の可愛さが見事に噛み合って、他にはない面白さを生み出していました。特に珠子のラブコメヒロインとは到底思えない性格の濃さはすごい。本当にいいキャラしてると思います。それならばもはやヒロインは宇一郎かもしれないと思って読むと、今度は宇一郎が主人公らしさも出してきたり。バリエーションに富んだ2人の関係値がラブコメをまた一段面白くしていました。

また、恋愛だけでなくしっかりとした友情も感じられる人間関係を描けていたのは良かった点。宇一郎に男友達かつ女装男子仲間として鬼木や鮭川を、表裏がありコミュニケーションを積極的に取らない珠子に対照的な桜心を用意し、嘘つきな2人の架け橋となりつつ、彼らが自分を省みるきっかけも与えてくれていました。そんな友人たちを中心に、登場したほとんどのキャラクターに物語上の明確な役割があったのも素晴らしいところです。鬼木を始め、なんでもかんでも恋愛にしなかったのも評価したい。

そしてストーリーですが、宇一郎と珠子それぞれが友人との交流を通じた成長を遂げており、宇一郎は女装との向き合い方に自分なりの答えを出せていました。女装にはっきりと意味を持たせていた、という意味で、そこら辺の女装男子作品とは一味違うね。作画は安定しており、そのうえで非対称の表情といった特徴も随所に見られました。これも多分作者の性癖か手癖。

多くの良いポイントもありつつ、やはり本質は可愛い女装男子がたくさん見られる最高な作品。そういえば上では言及しませんでしたが、作者の性癖は恐らく女装に狂わされる人間なんだと思います。女装男子本人は勿論、その可愛さにやられる女の子も男の子も登場し、多くの読者もその一人となったことでしょう。訳アリ女装男子ラブコメの新境地として、ぜひ手に取ってほしいマンガです。連載お疲れさまでした。

 

「いとこのお姉ちゃんに甘えちゃう?」6巻

作者: 五十嵐恭平 出版社: 集英社 ジャンル: 日常, コメディ

叔母の家に居候する思春期男子高校生が、いとこの姉にドキドキさせられるちょっとエッチな日常コメディ。ラブコメにする気なのか.....?仲直りしたのはいいことですが、クリスマスイブのホテルに2人きりでの宿泊など、いよいよな気配。姉側の理性が試されてますね。

 

「晴れ晴れ日和」9巻

作者: 吉村佳 出版社: KADOKAWA ジャンル: 日常, コメディ

行動がスーパーイケメンな小2女子・ルイと、年の離れた姉で美人OLの千春が織りなすハートフルコメディ。クリスマスに大晦日に初日の出。子供同士は平和だし、新しく登場したルイの周りの大人たちもみんな良い人でいいね。

 

「のあ先輩はともだち」12巻

作者: あきやまえんま 出版社: 集英社 ジャンル: コメディ, 日常

ゲーム制作会社で働く、アラサー限界バリキャリ・早乙女望愛と、後輩の平熱さとり男子・大塚理人によるオフィス"ともだち"コメディ。イベントはクリスマス周りですが、メインは理人の異動の話。理人本人よりものあ先輩の方が騒ぎまくっていましたが、実は理人も無意識に不安はあった様子で読者視点では安心しました。まあ、理人と同期の早瀬にBL疑惑をかけ続けるのあ先輩は相変わらずの暴れっぷりだったけど。

 

「つぐもも」37巻

作者: 浜田よしかづ 出版社: 双葉社 ジャンル: バトル, エロ

付喪神とともに怪異や様々な敵と戦うエロありバトル作品。つづら殿襲撃後のあれこれが進んだ37巻。斑井が再度頭首に就任するために必要なことをしっかりこなしつつ、今までの経緯も整理されていて助かりました。企みの元凶ともいえる新たな神も登場。それにしても今回は、作者の精神安定のためのエロが多かった。みまね便利すぎるな。

 

「壁からももじり食わぬは恥!?」

作者: ハニベ荻尾 出版社: 竹書房 ジャンル: BL

壁尻から始まる、恋愛下手なお人好し×熱心な隠れファンの大学生BL。トンデモ設定から始まるBLはなんやかんやで久々ですが、経験上こういうのは結構当たりが多い印象で、タイトルを見た時から気になっていたので購入しました。ストーリーは、彼女に振られた大学生・蕉太郎が家に帰ると壁から生き霊の尻が現れて.....という始まり。設定はもちろん、BLとしてもちゃんと面白かったので、かなり満足です。笑えるBLはやっぱりいいね。

 

完結した「可愛原先輩」「スカートを脱ぎたい」はどちらも貴重な女装男子マンガでしたが、それぞれ性癖をひしひしと感じられて良い作品でした。残る女装男子モノの「矢守くん」にはない味がそれぞれにあったね。連載作の中では「晴野さん」が期待を上回ってきているので、今後も楽しみです。あと「壁からももじり」は久々に終始楽しいBLで良かったです。

それでは。