轍鮒之急

マンガ、アニメ、映画、ゲームの感想書き散らし

【26】今週のマンガ (~2024/01/28購入分)

こんにちは。キセキです。

いきなりですが、買ったマンガを棚に綺麗に収める作業が好きです。元々収集癖があるのですが、一番楽しいのは集めたものを並べたり上手に仕舞ったりする瞬間。これまではちゃんとそれが発揮できるほど集めるものがなかったのですが、大学に入ってマンガでそれが発揮されるようになった感じ。

そんな話は置いておいて、2024/01/28までに購入したマンガの紹介と感想です。

 

「出席番号0番」1巻

作者: 太田トオミ 出版社: 小学館 ジャンル: 青春, バトル

"出席番号0番"と噂される人間でも怪異でもない存在が、オカルト研究部の佐渡イオに認識されたことで突如実体を得て、怪異との戦いに巻き込まれる青春オカルトバトル。主人公は"出席番号0番"くん、イオはヒロインです。0番は曖昧な存在だったこともあり、彼の自己形成も物語の一つの軸となっていると思われます。作品としての評価はまだなんとも言えないところ。キャラデザインの平成感やバトルに爽快感がやや欠ける部分は気になりますが、物語はこれから面白くなりそうな要素も少なくないので、2巻が連載が続くかどうかの肝となりそうです。今は期待しておきます。

 

「多聞くん今どっち!?」7巻

作者: 師走ゆき 出版社: 白泉社 ジャンル: 恋愛, コメディ

大人気アイドルF/ACEのメンバー・多聞を推している女子高生・うたげが、家政婦バイトで彼の家を担当することになる、推し接近系ラブコメ7巻は、多聞への恋愛感情を自覚したうたげが、バイトを辞めて多聞と距離を置く展開。ガチファンゆえの葛藤と、多聞のうたげへの執着などなど見所多め。そして最後のF/ACEのメンバー・甲斐倫太郎も遂に登場です。

最初の頃に比べると、うたげからは女子高生らしさを感じるようになってきました。ファンすぎて逆に拗らせていた頃よりは感情移入しやすいので、少女漫画としてはこっちの方が良いんじゃないかと思います。

 

「保健室はふたりきり」2巻 (完結)

作者: ろここ 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, 百合

高校の保健室を舞台にした百合オムニバス作品。カップルごとに3話+おまけが収録されています。1巻はそんなに.....という感じでしたが、2巻のお話は結構好みのものもあり、悪くはなかった印象。完全に個人的な趣味ではありますが、特に執着系×執着系の2人の話は良かったです。いろんな百合を見たい人には合う作品かなと思います。

 

「楠木さんは高校デビューに失敗している」3巻

作者: みいみつき 出版社: 一迅社 ジャンル: 恋愛, コメディ

高校デビューを果たした志月くんと、同じ中学出身でこちらも高校デビューをした楠木さんのラブコメ楠木は唯一過去を知っている志月に頼るため、穏やかに過ごしたい志月の心を問答無用で乱してきます。3巻は、2人での勉強会、楠木の小学校時代の友達の登場がメインイベント。ラブコメとしては陰キャの解像度が高すぎて恋愛どころではないし、主人公に「政宗くんのリベンジ」のような復讐心みたいなのもないので、どこに面白さを見出せばいいのかよく分かりません。ラブコメの皮を被ったなにかです。

 

「神さまがまちガえる」4巻 (完結)

作者: 仲谷鳰 出版社: KADOKAWA ジャンル: コメディ, 日常

毎日"バグ"が起こる世界で唯一バグらない研究者・かさねと、かさねが管理人の下宿で暮らす男子中学生・紺が送る日常系コメディ。完結巻です。バグのある世界という、ともすれば難しい世界観を丁寧に構築しており、設定の破綻がないよう仕上げている素晴らしい作品でした。一話完結型で話が読みやすいのも良いところ。最終話はバグという題材を活かした綺麗な終わり方であり、満足感と共にもっと続きが読みたい、とも感じました。「やがて君になる」もそろそろ読まないとなあ。

 

「R15+じゃダメですか?」6巻

作者: 岸谷轟 (原案), 裏谷なぎ (漫画) 出版社: 講談社 ジャンル: 恋愛, コメディ

3~5巻をまだ買ってないので、読めてません。いろんな本屋で探しているんですが、ちょうどそこだけ置いてないんですよね。重版掛けてくれてもいいのよ。

 

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」4-6巻

          

作者: 中村力斗 (原作), 野澤ゆき子 (作画) 出版社: 集英社 ジャンル: 恋愛, コメディ

愛の化身(直喩)の男子高校生・愛城恋太郎が、100人の運命の彼女と次々出会い全員と幸せになるギャグラブコメ4-6巻では、腹ペコ系の胡桃、メイドの芽衣、ドM野球部の育、美しすぎる美々美、目隠れ系の愛々と5人が加入し、合計11人となりました。順調ですね。段々とボケとツッコミの棲み分けも進んできており、大ボケ担当の恋太郎や羽々里の暴走は本当に笑ってしまう。メタネタやパロディも使い方が上手いので、ギャグマンガとして純粋に評価が高いです。個人的には、彼女加入エピの後の皆でわちゃわちゃする回が好きです。本当に好き放題やっているので。

 

「みなと商事コインランドリー」5巻

作者: 椿ゆず (原作), 缶爪さわ (漫画) 出版社: KADOKAWA ジャンル: 恋愛, BL

商店街でコインランドリーを営む湊晃と、晃に猛烈なアプローチをかける男子高校生・香月慎太郎(シン)の年の差BLスト-リー。界隈でかなり人気な作品です。怒濤の攻めを見せるシン、シンに翻弄されつつ絶対に一線は越えないように逃げる晃の2人のやりとりから、もどかしさや楽しさが伝わってきます。緩い2人の雰囲気が魅力の本作ですが、5巻の最後はシンの焦りからの先走りによって2人に溝ができてしまう展開。シンは反省の上、早く仲直りしてくれ~と思っているので、いち早く続きが読みたいです。

 

「食らいついてよ、旦那さま」1巻

作者: ユキハル 出版社: 彗星社 ジャンル: BL

ワンコ系年下旦那×フェロモンムンムン年上妻(♂)の結婚生活BL。お互いが好きすぎる2人の、些細なすれ違いから仲直りまでをドエロく描いている作品です。ちゃんと雄っぱい持ちのキャラが出てくる作品は初めてかも。最近はストーリー重視のBLを選びがちだったので、久しぶりにすごくエロに振っているBL読んだ気がします。絵はかなり好き寄り。とりあえず次巻はありそうな感じだったので期待しておきます。

 

最近完結してしまう作品が多いですね。本棚のスペースが空くのである意味助かっていますが、良い作品が終わってしまうのは残念。本棚も増やしたいところですが、そろそろ引越になりそうなので今は我慢です。

 

それでは。